eCo2フラクショナル炭酸レーザーMEDICAL03
フラクショナル炭酸ガスレーザーには色々な機種がありますが当院のeCo2(エコツー)はニキビ痕や傷痕、毛穴のレーザー治療の中では現在最も強力で、通常のフフラクショナルレーザーの数倍の効果が得られると言われている最先端のレーザーです。
eCo2フラクショナル炭酸レーザーは、極小直径のレーザービームをお肌に垂直方向に点状照射(小さな点で照射)することにより皮膚に微細な穴を開けニキビ痕の凹凸・傷痕や老化した皮膚などを剥離させお肌の表面を改善します。さらに真皮までレーザーを届かせることができるためお肌のコラーゲン再生を促し皮膚の再生を行います。
eco2(エコツー)の波長は10,600nmで、色素に反応するレーザーとは違い、水分に反応する性質を持っています。熱で皮下組織を蒸散させることで、真皮層まで微細な穴を開け、周囲の細胞の自己治癒力を促し、皮膚再生を促します。
顔のたるみや毛穴にも高い治癒効果が期待できます。またeco2(エコツー)は今までに無かった、直径0.12mmという非常に微細で最大約2.5mmの深さの穴を開けることが可能です。これにより従来のフラクショナルレーザーと比較して3倍以上の効果があると言われています。
こちらの施術には同意書が必要となります。下記よりダウンロード下さい。
ニキビ痕/瘢痕(クレーター)/毛穴の開き/凹凸、肌質改善など
- 炎症のある皮膚
- 敏感肌
- 脂漏性皮膚炎
- アスピリン過敏症
- ペースメーカーや埋め込み型除細動器をお使いの方
- アルコール過敏症
- 妊婦及び授乳婦
- 皮疹やヘルペス発疹のある方
- 日焼けしている方
- イソトレチノイン(アキュテインなど)内服中の方など
- 照射部位にシリコン、金属糸、金属プレート等を埋め込んでいる方
- 今までに1度でも金製剤を使用したことのある方
eCo2フラクショナル炭酸レーザーの施術の流れ
eCo2フラクショナル炭酸レーザーの所要時間、施術間隔や施術の流れは下記のとおりです。医師による事前カウンセリングがあります。
所要時間 | 鼻:約60分程度 頬:約60分程度 全顔:約120分程度 ※麻酔クリームを外用してからの施術になります。麻酔クリーム塗布後、約30分お待ち頂きます。 |
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施術間隔 | 2回目以降は1~2カ月おきに4~5回の治療が目安となります。 ※治療回数は肌質・症状により異なります。 |
STEP.1 洗顔
STEP.2 写真撮影
STEP.3 麻酔クリーム
STEP.4 照射(施術)
STEP.5 クーリング
施術の痛みやダウンタイムについて
◆痛み◆
- ヤケドのような痛みが施術中から施術後1~2日ほど続きます(麻酔クリームを使用していても痛みはあります)。
◆ダウンタイム◆
- 治療後カサブタになる場合があります。
- 治療直後から照射部位に日焼けの様な赤みや腫れが出ますが、数日で治まります。また、ヒリヒリ感、熱感が数時間続くことがあります。反応によっては軟膏やクリームを処方しますので医師の指示に従って塗布して下さい。
- 個人差はありますが、照射後に点状出血や水疱、カサブタが形成されることがあります。特別なケースを除き、ガーゼやテープを張る必要はありません。施術直後にこれらの症状がなくても、数時間後に症状が出ることもあります。症状が強く、長引く場合は必要な治療を行いますので医師の指示に従って下さい。
- 治療後24時間は石鹸や洗顔料は使わず、水だけで洗顔して下さい。また、化粧水や乳液なども刺激を感じた場合は控えて下さい。
- メイクは翌日から可能ですが、カサブタが落ちるまではメイクのノリが悪い状態が続きます。
- 治療当日はシャワーのみ可、入浴は翌日より可能です。
- 照射後から数日間は肌が乾燥し、ドット状の痂皮が1週間程度残り、ザラザラした状態になりますので、しっかりと保湿をして下さい。洗顔や入浴などで1週間程経つと自然に脱落します。無理に擦って落とそうとすると発赤や炎症後色素沈着などの副作用が増強することがありますので、絶対におやめ下さい。また、刺激の強い化粧品や洗顔料の使用も控えて下さい。
- 肌の状態によっては照射後から数日間~1週間程照射部位が日焼け後の様に赤黒くなることがあります。
- 治療後2週間はピーリングやレチノイン酸、ディフェリンの治療、AHA配合化粧品、角質除去剤、アルコールなどの刺激成分の入った洗顔料や化粧品、スクラブ入り洗顔、洗顔ブラシ、カミソリでのお手入れはおやめ下さい。
- 治療前1週間治療後2週間はニキビ薬等中止にしてください。
- 治療前後の1カ月は日焼け厳禁です。サンスクリーン剤(日焼け止め)を必ず使用して下さい。
- 他の施術との間隔は最低2週間あけて下さい(カサブタがとれるまで)。
- 個人差により、まれに治療部位に色素沈着が生じることがありますが、時間経過とともに消退して行きます。必要な場合は医療用の美白剤を処方いたします。
- 大きなホクロ、開いた傷もしくは皮膚疾患のある箇所は治療を行わないことがあります。
- 効果には個人差があり、症状によっては改善が見られないこともあります。